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鉈の正しい使い方

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鉈の正しい使い方

薪を割る為に必要な鉈ですが、刃物ですから使用には十分注意が必要です。
正しい使い方を身につけましょう。

目次

どの鉈を選べばいいの?

鉈は数千円から数万円するものまで様々ですが、1回買ってしまえばそうそう買い換えることはありません。
安くて刃を保護するケースがついてるこの辺りがおすすめです。

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鉈の正しい使い方

周りに人がいないことを確認する

まずは鉈を使う場所を決めたら、周りに人がいないことを確認しましょう。
割った薪が飛んで行く可能性や、鉈が手からすっぽ抜けて飛ぶ可能性があります。
後者はそうそうありませんが、念には念を入れる必要があります。
他のキャンパーも利用するキャンプ場ならば、尚更です。

木を下に敷く

割る薪を立てる所の下には木材を敷きましょう。
何もしかないと力がはいりませんし、石などの上で作業すると、刃が欠ける可能性があります。
木材でしたら柔らかいので刃を優しく受け止めてくれます。

可能ならばなるべく安定した大きめの木材を安定した所に置きましょう。
これは必ずしましょう。
鉈は木材の上で使います。

軍手は片手だけ

軍手を両手にはめてる人がいますが、それは違います。
右利きの人は左手だけに、左利きの人は右手だけに軍手をはめます。

割る薪を支える方の手だけに軍手をつけます。
鉈をもつ手は素手です。
鉈をもつ手に刃が当たることはないので、力を入れた際に鉈がすっぽ抜けないように、よりグリップのきく素手で握ります。
一方、薪を支える方は刃が当たる可能性があるので軍手をします。

靴をはく

太い薪や節目がある薪、固い薪はなかなか刃がはいりません。
そういう時は下に敷いた薪を支点として割る薪を置いて一方を足で踏んで斜めにします。
そこに鉈を振り下ろせば、刃が入っていきます。

万が一刃がはいりすぎても下に敷いた木材のところで止まるので安全です。
それ以上刃が入ってくることはありませんが、もしものことを考え靴は必ず履きましょう。

割り方

薪にナタの刃を当てた状態で薪とナタを持ち上げ、振り落とし土台に当てた衝撃で刃を食い込ませます。
ナタを持ち上げるとナタを挟む薪が持ち上がる状態です。
その状態で薪ごとナタを土台に叩きつけ、トントンと割っていきます。

薪が硬い場合にはナタの上から別の薪を使ってナタを上から打つ感じでトントンと打ち付けて割ります。

斧とは違う

鉈は斧とは違うので、ふりかざすことはまずありません。
足で薪を踏んで割る場合には多少振りかざしますが、基本的には薪の割りたい場所に刃を当てて、そのまま鉈と薪を下に敷いた木材にトントンと当てていく感じです。

まとめ

道具にはそれぞれ使い方があり、注意事項も違います。
気をつけてゆっくり作業すれば大丈夫だろうと思いがちですが、薪割りが終わってよく手を見てみたら数カ所、浅い切り傷があったなんてこともありえます。
他のキャンパーに迷惑をかけない為にも、正しい準備・使い方をしましょう。

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