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巻き結びとは
ロープワークを学習する際、かなり最初に学ぶノットですが、とても使う場面が多いものです。
昔から船舶で使われている結びですがアウトドアでもよく使います。
別名:徳利結び、かこ結び、マスト結び、インク・ノット、船乗り結び、止め釘結び、クラブヒッチ
特徴
棒状のものにロープを結ぶ際に多用します。
一見簡素な結び目で頼りなさそうですが、様々な結びの最初に使われることも多くしっかり結べば強固です。
結び方1
まず棒状のものにロープをクロスさせます。
先端を反対側へ持ってきます。
また元の方向へ戻す際にロープの下をくぐらせます。
しっかりと結びます。
こういう結び目ができたら完成です。
結び方2
こちらは棒状のものの先端が手元にあり輪っかが通せる時に使います。
普通は結び方1ができればこちらの2は必要ありませんが、時間短縮になります。
輪っかを2つ作り、その輪同士を重ねます。
ロープの上下に注意してください。
赤丸のところに棒状のものを通し、結びます。
使い道
基本的には木や棒、ポールなどに結びます。
例えばタープのポールにこの結びをすることで結び目がずれ落ちることなくランタンなどを吊るすことが出来ます。
同じようにポールとポールにこれで結べば洗濯ロープとして洗濯物を干すことが出来ます。
また他のロープワークをする際に最初の結び目として活用されたりします。
まとめ
ロープワークとしては初歩的な結びですので、どちらの方法でも使えるようにマスターしておきましょう。