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熊に遭遇した時の対処法

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狩猟でも登山でもキャンプでも渓流釣りでも、山に入れば熊と遭遇する可能性があります。
ツキノワグマとヒグマとで少し習性は違いますが、遭遇した時の対策と予防策は一緒です。
万が一に備え覚えておいてください。

目次

熊と遭遇したら

熊と山で偶然遭遇して死んだふりをする人は今は流石にいないでしょう。
これはもちろん有効ではありません。

熊と遭遇してしまったら
・絶対に目を離さない
・背中を見せない

のが大切です。

熊が人間を襲う理由は食べるためだったり、警戒して威嚇し追い出すためだったりするのですが、背中を見せたり走って逃げ始めたら、熊は獲物や敵だと思い込み、襲ってきます。

ある程度、距離があるようでしたら、熊の方をじっと見ながらジリジリと後ずさりし、お互いの距離を広げていきましょう。
距離がそれほど無いようであれば、目を合わせてじっとし、熊が立ち去るのを待ちましょう。
もう目の前であれば熊スプレーなどが有効です。
ナイフで刺そうとしても、熊は脂肪が厚いので、致命傷を与えるには最低でも刃渡り20cm以上のものが必要です。

子熊に要注意!

子供連れの親熊はものすごい警戒心を抱いており、非常に攻撃的です。
まだ親熊を見て無い状態でも、子熊でいた時点でその場所を離れましょう。

熊と遭遇しないための対策

熊は音に敏感です。
昔から鈴やラジオを持って山に入る人がいましたが、それは非常に有効です。
遭遇する前に、遭遇する確率を減らすのは重要です。

音グッズ

この熊鈴は音も大きく川の音にかき消されることもありません。
もし可能であれば2つつける事をオススメします。
鈴同士がぶつかって、さらにいい音がします。

またラジオも非常にいいです。
ここでは熊よけにもキャンプにも便利なラジオを紹介します。
ストラップがついてるので、ラジオ自体はポケットラジオに比べたら大きいですが、ストラップで結んでおけば邪魔にもならないでしょう。

熊スプレー

お待たせしました。
刃物以外で唯一武器になりそうなもの。
それが熊スプレーです。
こちらはホルスター付きなので、バックの中とかではなくベルトにつけられます。

ただ熊スプレーは射程距離が数mと短いので、本当に目の前にいる時だけに使いましょう。

私が実際にやった事のある対処法

上記までがオススメの対処法ですが、私が実際にした事のある対処法を紹介します。
ただ上記の予防策やスプレーに比べれば危険なのでオススメはできません。

15年以上前に秋田県の山に入っていた時に熊に遭遇しました。
向こうはまだこちらに気づいてはいないものの、非常に近い距離にいました。
そこで、熊がこちらに背中を向けた瞬間に竹を鳴らしました。
おかげで熊は一目散に逃げていきましたが、もしかしたらそのままじっとやり過ごした方がよかったかもしれません。

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